アジア輸出管理セミナーが開催、アジアでの大量破壊兵器等の不拡散

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画像提供:経済産業省
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アジア地域における大量破壊兵器等の不拡散及び通常兵器の過剰な蓄積の防止を図ることなどを目的として、第27回アジア輸出管理セミナーが東京都で開催された。

アジア輸出管理セミナーは、アジア各国・地域の輸出管理担当者を対象として1993年から毎年東京で開催しているものであり、主催が一般財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)、共催が経済産業省と外務省として実施された。27回目の開催となった今回のセミナーには、ASEAN地域からはカンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムが、その他のアジア地域からはバングラデシュ、インド、モンゴル、パキスタン、韓国、台湾、日本、香港などの、合計33の国・地域の関係者と、国連安保理1540委員会、国連安保理北朝鮮制裁委員会、化学兵器禁止機関、弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範、国際輸出管理レジーム、ASEAN事務局などが参加した。

今回のセミナーでは「開会挨拶」「パネルディスカッション:グローバルサプライチェーンと輸出管理」「安全保障確保に向けた国際的な取組」「アジアにおける輸出管理制度の進展」「参加国の制度動向及び執行実務」「分科会」「企業における輸出管理の取組」が実施された。「アジアにおける輸出管理制度の進展」では、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、バングラデシュ、パキスタンから、各国の輸出管理制度や取組についての報告があり、アジア各国における輸出管理制度の現状や整備状況を知る機会となった。

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