ASEAN等とPKOの合同実動訓練、陸上幕僚長はタイ出張

スポンサーリンク




このページの所要時間: 118

日本の防衛省・自衛隊は、9月8日から22日にかけて開催されるADMMプラスPKO専門家会合参加国合同実動訓練に参加するとともに、陸上幕僚長がタイに出張することを発表した。

ADMMプラスPKO専門家会合参加国合同実動訓練は、9月8日から22日にかけて行われる。この訓練の目的は、国連平和維持活動に係る各種能力の維持・向上を図るとともに、参加国との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図るためである。場所は、インドネシアの西ジャワ州ボゴール県スントゥールにあるインドネシア国軍の平和維持ミッションセンターとなる。訓練に参加する予定の国は、東南アジア諸国連合に加盟しているシンガポール・ブルネイ・インドネシア・マレーシア・ミャンマー・ラオス・フィリピン・カンボジア・タイ・ベトナムの10か国と、インド・ニュージーランド・ロシア・アメリカ、オーストラリア・中国・韓国・日本の8か国を加えた、合計18か国となる予定である。日本から参加する部隊は、陸上総隊などの約20名となる。訓練する内容は、国際連合平和維持活動に関する部隊練成要領及び活動要領を演練する。

陸上幕僚長のタイへの出張は、9月8日から11日にかけて行われる。この出張は、インド太平洋地域陸軍参謀総長等会議(IPACC)に参加し、情報・見解の交換を通じた各国陸軍種参謀長との関係構築・強化及び安全保障協力の促進を図るためである。訪問する場所はバンコクとなり、インド太平洋地域陸軍参謀総長等会議と米陸軍参謀総長などと二国間懇談を行う予定である。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース