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日本の国土交通省は、第15回日ASEAN物流専門家会合をマレーシアのクアラルンプールで開催したことを発表した。
日本とアセアンとの間では、日ASEAN交通連携の枠組のもとで、日ASEAN物流専門家会合を定期的に開催している。今回開催された専門家会合に参加したのは、日本側からは、国土交通省大臣官房参事官、在マレーシア日本大使館書記官、学識経験者、日本ロジスティクスシステム協会、日本海事協会など、ASEAN側からはマレーシア、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムの政府関係者、ベトナム海事大学、ASEAN事務局などとなる。
プログラムは『「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」の取組』『コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S)の策定』『タイにおける保冷輸送に関する国家規格(Q Cold Chain)の策定』『小口保冷輸送サービスのISO規格の策定』『物流サービスの規格化の必要性及び規格化がもたらす効果』『マレーシアグリーン物流パートナーシップ会議開催結果』『今後のASEANにおけるグリーン物流パートナーシップ会議の開催』『日メコン物流訓練センターの活用に関するプロジェクトの進捗』であった。
会合では、ASEAN各国の交通関係省の代表とともにプロジェクトの進捗を共有するとともに議論を行った。日本の国土交通省からは「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」を基としたコールドチェーン物流サービス規格の策定などを発表した。