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日本政府は、スリランカの若手行政官などが日本で修士または博士の学位を取得することを支援するため、無償資金協力を実施することを発表した。
今回の支援は、「人材育成奨学計画」として、総額2億6,300万円を供与限度額とする無償資金協力により実施される。この支援に関する書簡の交換は、スリランカの首都コロンボで日本の駐スリランカ大使とスリランカの財務省次官との間で書簡の交換が行われた。
今回の支援では、スリランカの若手行政官などが、日本で修士または博士の学位を取得するために必要な学費などを供与するものであり、最大で修士課程15名と博士課程2名のスリランカの行政官などが自国の開発や発展に必要な各分野の専門的知識を習得することが可能となる。これらの若手行政官などは、帰国後に自国政府の開発課題の解決等に貢献することが期待されるとともに、日本とスリランカ間の相互理解及び友好関係の構築に寄与することが期待される。