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パラオのトミー・E・レメンゲサウ・Jr.大統領が3月7日から12日の日程で日本に訪問し、日本・パラオ首脳会談などを実施する。
菅義偉官房長官は、3月5日午前に開催された記者会見の際に、「今月、7日から12日の日程で、レメンゲサウ・パラオ共和国大統領が実務訪問賓客として日本を訪問されます。滞在中、天皇皇后両陛下は、同大統領夫妻と御昼餐を開催されます。また安倍総理は、レメンゲサウ大統領と首脳会談を行い、夕食会を開催する予定です。パラオは太平洋で結ばれた隣国であり、歴史的にも緊密な関係を有する重要なパートナーです。本年は外交関係樹立25周年であり、同大統領の訪日を通じ、両国関係の一層の強化を目指してまいります。」との旨を発表した。
日本政府では、太平洋地域における安全保障面のパワーバランスが変化していることを念頭におき、太平洋地域への支援を積極的に実施している。特に両国関係が友好なパラオとは交流を積極的に深化させており、今年になってからは、鈴木外務大臣政務官のパラオ訪問、第1回日・ミクロネシア3国会議の開催、河野外務大臣とレメンゲサウ・パラオ大統領との昼食会、対日理解促進交流プログラムの実施、レメンゲサウ・パラオ大統領と西村内閣官房副長官との会談、薗浦内閣総理大臣補佐官のパラオ訪問などを実施している。