第24回RCEP交渉会合、原産地規則・知的財産等で交渉

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画像提供:経済産業省(13日に開催された第6回RCEP中間閣僚会合の様子)
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日本の経済産業省と外務省は、「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉」の第24回交渉会合が10月18日から27日にかけてニュージーランドで開催される事を発表した。

今回の会合には、日本政府からは経済産業省通商交渉官と外務省経済局審議官等の関係省庁の関係者が出席する予定である。会合では、高級実務者レベルの貿易交渉委員会会合に加えて、物品貿易・サービス貿易・投資の分野での市場アクセス交渉が行われる。また、原産地規則・知的財産・電子商取引等の各分野で交渉が行われる予定である。

RCEP交渉に関しては、世耕経済産業大臣は10日の記者会見の際に「現在は論点がかなり絞り込まれてきています。これは多国間交渉の宿命であり、最後に絞り込まれた論点はそれぞれ開きが大きいという、多国間交渉の常だと思っています。多国間交渉というのは、毎回ステップ・バイ・ステップで少しずつ課題がこなれていくという面よりも、やはり最終的に最後の段階で政治的に判断をして、いろんなことをパッケージで決着をさせるというのが、これも一つのパターンであります。」との旨の見解を示している。

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