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佐藤正久外務副大臣は、インドネシアのビアク島とロンボク島、マレーシアのサンダカンに、9月22日から27日の日程で訪問し現地の政府関係者などと意見交換を実施した。
インドネシアに訪問した佐藤副大臣は、ヘリー・アリオ・ナアプ・ビアク・ヌンフォル県知事代行と会談を実施した。会談には隣の県のスピオリ県政府関係者や地元の軍・警察関係者も同席した。県知事代行からは、今回の訪問をきっかけとして日本とビアクとの間で良い関係を構築したい旨が述べられた。佐藤副大臣からは、ビアクと交流を促進し、遺骨収集事業が再開された際には事業の実施に協力して欲しい旨を伝えた。また、佐藤副大臣は、太平洋戦争の激戦地であってビアク島にある西洞窟と第二次世界大戦慰霊碑を参拝して献花を実施した。
マレーシアに訪問した佐藤副大臣は、マレーシアのサバ州サンダカンにある海軍基地を訪問した。この訪問の際に、マレーシア海軍第2軍管区司令少将とスールー海・セレベス海のシーレーンとしての重要性とマレーシアの同海域での取り組み等に関しての意見交換を実施した。また、佐藤副大臣は、マレーシア海洋法令執行庁の視察と、サンダカン市内にある日本人墓地を参拝して献花を実施した。