日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センターがタイに設立

スポンサーリンク




このページの所要時間: 13

日本の総務省は、タイの首都バンコクで、「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター」が設立された事を発表した。

日本政府では、アセアン地域におけるサイバーセキュリティの能力構築支援を実施しており、この一環として「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター」が設立された。このセンターは、総務省のイニシアティブにより日本政府が拠出する「日ASEAN統合基金(JAIF)」を通じた財政的支援のもとで、タイのデジタル経済社会省傘下のETDA(電子取引開発機構)が、ASEAN域内のサイバーセキュリティ能力向上を支援する人材育成プロジェクトを実施する。今後は、このセンターにASEAN各国の政府機関サイバーセキュリティ担当者等を集め、実践的サイバー防御演習(CYDER)を受講して貰う予定である。

このセンターの開所式が9月14日に開催される事となった。開所式には、日本政府からは渡辺総務審議官等が、タイ政府からはピチェート タイ・デジタル経済社会大臣等が、ASEAN各国からは情報通信担当高級実務者等が出席予定する予定である。式では、日本政府からの政策紹介や実践的サイバー防御演習(CYDER)のデモンストーションも実施される予定である。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース