このページの所要時間: 約 0分52秒
神奈川県は、マレーシアやインドネシア等からのムスリム(イスラーム教徒)観光客の受入環境を整備する活動の一環として「ムスリム観光客おもてなし研修会」を9月27日に横須賀商工会議所で開催する事を発表した。
神奈川県では、国民の多くがムスリムであるマレーシアやインドネシアからの観光客が増加している現状を受けて、ムスリム観光客の受入環境の整備を進めている。このムスリム観光客に関しては、信仰上の理由から特別な配慮が必要な場合があるため、神奈川県は慶應義塾大学SFC研究所イスラーム研究・ラボ、横須賀商工会議所、三浦商工会議所と連携して、「ムスリム観光客おもてなし研修会」を開催する事を決定した。
研修で実施される内容は「イスラームの基礎」「ハラールビジネスの現状」「ムスリム観光客の動向」「おもてなし実践講座」「民間事業者の取組事例」となる。参加することが可能となる者は、県内の観光施設・宿泊施設・飲食店・小売店などの観光事業者等となる。定員は、30人程度となる。