ASEAN地域閣僚会合が開催、安全保障問題を協議

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画像提供:外務省
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「第25回ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合」が8月4日に、ASEAN議長国であるシンガポールで開催された。

「ASEAN地域フォーラム(ARF)」とは、アジア太平洋地域の安全保障環境を向上させること等を目的としたフォーラムであり、アセアン加盟10か国のみならずに他の地域の国も参加しており、合計25国等が参加している。このフォーラムは1994年から定期的に開催しており、今年は25回目となる官僚会合が開催されることとなった。

今回の閣僚会合には、日本政府からは河野外相が出席し、ARFによって促進された信頼醸成を高く評価し、ARFプロセスに対して引き続き貢献する決意を表明するとともに、「自由で開かれたインド太平洋戦略」「北朝鮮問題」「南シナ海」「テロ対策」「ラカイン州情勢」などに関しての発言を行った。

会合に参加した多くの国から、ARFは加盟国同士の信頼を深めるだけでなく、サイバー・テロ・難民・気候変動等の脅威に関しての率直な意見交換を行うに相応しいフォーラムであるとの発言がされた。また、日本がマレーシア・シンガポールとともに立ち上げたサイバーセキュリティに関するARF会期間会合に関しては、日本の提案を含む手続的事項及び信頼醸成措置案が採択された。

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