ASEANと日中韓は気候変動対策で協力

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画像:環境省のHPより
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日本の環境省は、「拡大特別ASEAN気候行動に関する閣僚会合(Expanded Special ASEAN Ministerial Meeting on Climate Action: E-SAMCA)」が7月10日にシンガポールで開催され、日本政府からは、とかしき環境副大臣が出席した事を発表した。

この官僚会合は、東南アジア地域における気候変動対策のための取組とコミットメントについて建設的な対話を行うことを目的に開催されたものである。参加した国は、ASEAN加盟国(マレーシア・ベトナム・シンガポール・タイ・フィリピン・ブルネイ・カンボジア・ミャンマー・インドネシア・ラオス)と、日本・中国・韓国と、COP23議長国のフィジーとCOP24議長国のポーランド等から、それぞれ関係者が出席した。

会合の冒頭では、チーヒエン・シンガポール副首相、ダウニバル首席交渉官、クリティカCOP24議長、エスピノーサ国連気候変動枠組条約事務局長から、それぞれスピーチが実施された。日本のとかしき環境副大臣からは、安倍総理が提唱した「日ASEAN環境協力イニシアティブ」に基づき、ASEANとの協力を更に強化しCOP24でパリ協定の実施指針を採択するため、国際的な努力を促進すべきとの旨を述べた。

中国からは、気候変動対策に積極的に取り組んでいること、2016年から南南協力に取り組んでいることが述べられた。韓国からは、再生可能エネルギーによる発電割合を2030年までに20%にする目標を目指し、再エネ・省エネの推進、石炭火力の段階的停止などの取組を進めていることが述べられた。

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