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日本の防衛省は、拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)の高級事務レベル会合(ADSOMプラス)に真部防衛審議官が参加する事を発表した。
ASEAN加盟国は、2006年から加盟国の防衛担当大臣による閣僚級会合として「ASEAN国防相会議(ADMM)」を開催している。この第四回目となる2010年の会議で、アセアン地域外のオーストラリア・ニュージーランド・インド・ロシア・アメリカ・中国・韓国・日本の8か国を新たなメンバーに加えた「拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)」が創設された。
ADMMプラスはアジア太平洋地域における唯一の公式な防衛大臣会合であるため、日本の防衛省・自衛隊はこの会合を重視している。このADMMプラスの下には次官級(SOM)のADSOMプラスと課長級のADSOMプラスWGが設置されており、今回は高級事務レベル会合(ADSOMプラス)が開催される事となった。
真部防衛審議官は7月11日に羽田を出発し、シンガポールに到着する。到着後は、ADSOMプラス参加者との二国間会談を実施する。12日から13日はADSOMプラスに出席するとともに、ADSOMプラス参加者との二国間会談を引き続き実施し、14日に帰国する予定である。