ミクロネシア・ソロモン・パラオ・クック・パプアニューギニアと外相会談

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画像提供:外務省
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日本の外務省は、アジア太平洋地域に属するミクロネシア・ソロモン・パラオ・クック・パプアニューギニアとの間において外相会談を実施し、日本政府が掲げる『自由で開かれたインド太平洋戦略』に協力するように呼び掛けた。

「日・ミクロネシア外相会談」では、河野大臣から、今年は日・ミクロネシア外交関係樹立30周年の記念の年であるために緊密に協力したい旨が述べられた。また、日本漁船の安定的な操業への配慮や遺骨収集事業に於ける協力を要請した。ミクロネシアのロバート外務大臣からは、日本は自分にとって第二の故郷であるとの旨を述べ、今後も更に両国の協力関係を深めていきたい旨が述べられた。

「日・ソロモン外相会談」では、河野大臣から、日本政府が実施する供与限度額が43億6,400万円となる対ソロモン無償資金協力「ホニアラ国際空港整備計画」を通じてソロモンの持続可能な開発を引き続き協力していきたい旨が述べられた。ソロモンのトザカ大臣からは、日本の支援に対する感謝の意が述べられるとともに、今後も両国の協力関係を深めていきたい旨が述べられた。

「日・パラオ外相会談」では、河野大臣から、日本政府が実施する供与限度額が13億1,100万円となる対パラオ無償資金協力「廃棄物処分場建設計画」を通じてパラオの衛生環境の改善と環境保全に資するとともに持続可能な開発を引き続き協力していきたい旨が述べられた。パラオのマルグ大臣からは、日本の支援に対して感謝の意が述べられ、来年は日・パラオ外交関係樹立25周年の記念の年であるために、今後も更に両国の協力関係を深めていきたい旨が述べられた。

「日・クック外相会談」では、河野大臣から、再生可能エネルギー等のクックの自立的かつ持続可能な発展に向けて引き続き協力していきたい旨が述べられた。クックのプナ首相からは、日本の支援に対する謝意が示され、今後も更に両国の協力関係を深めていきたい旨が述べられた。

「日・パプアニューギニア外相会談」では、河野大臣から、本年2月にパプアニューギニアで発生した地震に対するお見舞いの言葉が述べられるとともに、東日本大震災の際にパプアニューギニアから支援を受けたことに言及し、パプアニューギニアが自然災害に強靱な社会を構築することを支援したいとの旨を述べた。パプアニューギニアのパト外務貿易大臣からは、この地震の後に日本から受領した緊急支援を含めて、日本政府と国民からの今までの支援に感謝しているとの旨が述べられた。

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