アジア・太平洋地域 航空担当大臣級会合が開催

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画像提供:国土交通省
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「アジア・太平洋地域 航空担当大臣級会合」が中国の北京で1月31日から2月1日にかけて開催された。

アジア・太平洋地域では、航空先進国と航空規則や空港設備等が十分に整備されていない航空途上国が混在している。この地域では、今後は大幅な航空交通量の増大が予測されているため、この地域全体での航空安全と航空管制にかかる各種課題への取組みが急務となっていた。そのため、より高いレベルでの問題意識を共有することを目的として、「アジア・太平洋地域 航空担当大臣級会合」が、国際民間航空機関(ICAO)と中国民用航空局の共催により初めて開催される事となった。

中国政府からは副首相や交通運輸部長等が参加し、日本政府からは簗国土交通大臣政務官を首席代表とした代表団が参加した。会合の冒頭では、各国の首席代表より航空安全と航空管制にかかる取組み等に関するスピーチが行われた。参加者たちは、この地域の航空安全・事故調査・航空管制・人材育成の各分野における様々な課題を共有し、これらの課題に対する取組みを加速させることをコミットする大臣宣言が全会一致で採択された。

簗国土交通大臣政務官は、この機会を活かして、マレーシアのリオ・ティオン・ライ運輸大臣との会談や、国際民間航空機関のファン・リウ事務局長との会談も実施した。

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