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日本の環境省は、アジア地域と日本の自治体と海外都市との連携を通じた都市間連携事業の紹介と議論を実施する事等を目的として、『アジアにおける低炭素社会実現のための都市間連携セミナー』を来年の1月30日に海運クラブで開催する事を発表した。
日本の環境省では、地球規模での気候変動課題に向けた取組として、日本の自治体と海外都市との連携を通じた都市間連携事業を実施している。近年では都市の役割の重要性が高まっていることから、低炭素社会形成のノウハウや経験を有する日本の自治体と、海外都市との連携を支援しており、効果的かつ効率的に気候変動対策を推進している。これらの事業の紹介を行うとともに、今後の展望等について議論する事等を目的としてセミナーが開催される事となった。
予定しているプログラムは、環境省の地球環境審議官から主催者挨拶が行われた後に、環境省から「アジアにおける低炭素都市形成支援」、横浜市と北九州市から「日本の自治体による都市間連携強化の事例」、東京都とマレーシア・イスカンダル開発庁などから「低炭素計画から制度設計へ-東京都建築物制度の海外移転の事例」の説明が実施される。
その後は、「アジア都市の低炭素化政策、実施の動向-都市間連携事業に参加する都市からの発表」として、カンボジア・プノンペン都、インドネシア・バタム市、インドネシア・ジャカルタ市、インドネシア・スマラン市、ミャンマー・エーヤワディ管区・ガザイン管区、ミャンマー・マンダレー市、ミャンマー・ヤンゴン市、フィリピン・ケソン市、タイ・バンコク港・レムチャバン港、タイ・チェンマイ県、ベトナム・ハイフォン市、ベトナム・ホーチミン市から発表が行われる。