小池百合子知事の東京都は、アーティストの更なる飛躍を促すために賞金などを付与する賞に、現地にあるモノなどを活用している梅田哲也氏と、在日韓国人三世の出自を背景にした制作などをしている呉夏枝氏の二名を選定したことが明らかになった。
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団では、世界に発信すべき中堅アーティストの更なる飛躍を促すため、現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award」を実施していた。
今回は、第5回受賞者が発表された。
一人目は、梅田哲也氏となる。梅田氏は、1980年熊本県生まれ、大阪府在住となり、現地にあるモノや日常的な素材と、物理現象としての動力を活用したインスタレーションを制作する一方で、パフォーマンスでは、普段行き慣れない場所へ観客を招待するツアー作品や、劇場の機能にフォーカスした舞台作品、中心点を持たない合唱のプロジェクトなどを発表。先鋭的な音響のアーティストとしても知られる。
二人目は、呉夏枝氏となる。呉氏は、1976 年大阪府生まれ、オーストラリア在住となり、在日韓国人三世の出自を背景に、言葉にされなかった個人の記憶 一沈黙の記憶一 をめぐる制作や、ワークショップを通しての対話や経験をもとに、記憶の継承の可能性を探求している。
この制度による、支援内容は『賞金 300 万円』『海外での活動支援/上限 200 万円(旅費、滞在費、調査・制作費等)』『展覧会実施(東京都現代美術館での展示/2025 年度内予定)』『モノグラフ(作品集)の作成・海外発信支援』となる。



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