ラオスの貧困対策を支援する中国

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画像:IPRCCのHPより引用
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中国の中国国際貧困削減センター(IPRCC)は発展途上国における貧困対策を支援しており、このセンターでは、東南アジアにおける中国の影響力を強めるためにラオスへの支援を実施している。この支援の一環として、中国の支援を元にラオスが2020年までに貧困から脱出するための新たな覚書を締結したことをIPRCCは8月4日に発表した。

今回の覚書の内容は、農村開発などを軸とした貧困支援対策であるが、今回の覚書の以前にも6月22日から29日までの間にIPRCCがラオスへ訪問しており、7月30日にも会談が行われており、両国の関係は年々深いものとなっている。

ベトナム、フィリピンは南シナ海の領有権問題によりASEAN全体で対中国に立ち向かう姿勢でいるが、中国からの支援を受けているラオスおよびカンボジアでは中立の立場を表明している。ラオスおよびカンボジアへの支援は、両国が対中国への枠組みに入る事への抑制にもなるため、中国政府は両国への支援を継続していく見込みである。

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