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岩屋大臣の外務省は、中央アジアのタジキスタン共和国における人材育成を支援するため、現地の若手公務員・行政官の15名に対して、日本の大学院にて2年間で修士号を取得するための奨学金を供与する3.24億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。
日本の外務省の見解によると、タジキスタンでは行政改革を含む様々な取組が進められており、こうした取組を円滑かつ確実に実施していくためには、制度の構築・改善に向けた若手行政官等の行政能力の更なる向上及び人材育成が急務になっているとしている。
そのため、日本政府は、8月15日、タジキスタン共和国の首都ドゥシャンベにおいて、駐タジキスタン共和国日本国特命全権大使と、シロジッディン・ムフリッディン・タジキスタン共和国外務大臣との間で、総額3.24億円(約 2,200 万ドル)を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の署名・交換を実施した。
今回実施される「人材育成奨学金計画(JDS プロジェクト)」は、将来タジキスタンの開発課題の解決に貢献することを目指して、国を牽引することが期待される若手公務員・行政官 15名に対し、日本の大学院にて2年間で修士号を取得するための奨学金を毎年付与するプロジェクトとなる。