日印首脳会談で石破総理のアジア版NATOは言及なし、インド外相は拒否

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画像提供:外務省
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石破茂内閣総理大臣は、ナレンドラ・モディ・インド首相と日印首脳会談を10月10日に実施した。

この会談は、ASEAN関連首脳会議出席のためラオス人民民主共和国を訪問した機会を生かし、実施されたものとなる。

モディ首相からは、これまでの石破総理のインド訪問歴に言及の上、ともに日印関係を一層強化していくことを楽しみにしているとともに、防衛・安全保障や経済分野での協力を進展させるとともに、日本との人的交流も飛躍的に拡大したい旨が述べられた。

石破総理からは、モディ首相を始め両国関係者の尽力により日印関係は飛躍的に進展しており、「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」の下、日印関係を一層発展させたく、経済、安全保障、そして人的交流分野における協力を一層進めていきたく、貴首相の訪日に向けて具体的な協力を前進させていきたい旨が述べられた。

なお、今回の会談では、石破茂首相が提唱してきたアジア版NATO(北大西洋条約機構)創設について触れられなかった。なお、インドのジャイシャンカル外相は1日、石破茂首相が提唱しているアジア版NATO(北大西洋条約機構)創設について、インドはそうした構想を共有していないとの明確に拒否する立場を公式に述べている。

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