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富山県は、外国人の介護人材の受入支援として、外国人介護職員のメンタルケアなどの取り組みを行う施設などに、30万円の公費を投入することが明らかになった。
富山県では、外国人介護人材を受け入れる(予定を含む)介護施設等が行う、コミュニケーション支援、学習支援、生活支援に要する経費の一部を支援している。
今回は、令和5年度の補助金として、募集を行っていることを発表した。
補助対象者は、「富山県内の介護保険法 第115条の32に定める介護サービス事業者」「富山県内の社会福祉士及び介護福祉士法第40条第2項第1号に定める学校又は養成施設」となる。補助対象経費は、1施設あたり30万円となる。
補助対象となる経費は、外国人介護人材を雇用する介護サービス事業者が行う、『外国人介護職員とのコミュニケーションの促進』『外国人介護職員の介護福祉士の資格取得支援』『外国人介護職員の生活支援』などが対象となる。
『外国人介護職員とのコミュニケーションの促進』では、「外国人材が母国を出国する前に雇用予定先の介護施設等と行うオンラインによる通話」「介護業務マニュアルの翻訳」「外国人介護職員とのコミュニケーションの促進に必要と考えられる取組み」などが対象となる。
『外国人介護職員の生活支援』では、「孤立防止やホームシック等のメンタルケア」「地域の日本人や外国人との交流を促進するための交流会開催」「その他外国人介護職員の生活支援に必要と考えられる取組み」が対象となる。