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中国の一帯一路を支援する川勝知事の静岡県は、日中青年代表交流として、静岡県の青年が浙江省を訪問したことを発表した。
静岡県の県教育委員会では、友好提携関係にある中国浙江省との相互交流事業である「日中青年代表交流」を実施していた。この交流は、新型コロナウイルス感染症の影響により4年間中断していたが、今回、静岡県の青年代表8名が浙江省を訪問し、相互交流の復活に向け第一歩を踏み出すこととなった。
静岡県から派遣された8名は、浙江省で11月24日に「浙江省外事弁公室表敬訪問」「浙江省青年連合会表敬訪問」「浙江省青年との交流会」「杭州長河高級中学校見学」「杭州アジア大会施設見学」、25日に「濱江区青少年宮見学」「民営企業 伝化集団見学」を実施した。
「浙江省外事弁公室表敬訪問」では、浙江省の地域外交担当にあたる外事弁公室を表敬訪問し、来年度からの相互交流について意見を交換した。
「浙江省青年連合会表敬訪問・交流会」では、相互交流の際のパートナーとなる浙江省青年連合会を表敬訪問し、青年同士の交流会を行った。
「杭州長河高級中学校見学」では、日本の高等学校に相当する学校を見学した。
「杭州アジア大会施設見学」では、今年のアジア大会の舞台となった体育館、水泳場を見学した。
「濱江区青少年宮見学」では、公立の学校外教育施設を見学した。
「民営企業 伝化集団見学」では、来年度以降の現地企業研修の研修先候補として、物流、素材開発、農業等多岐にわたって事業を展開する企業を見学した。
なお、川勝知事は、『静岡県は、習主席による「一帯一路」を高く評価しており、この構想を静岡と中国の友好協力を開拓する重要なチャンスとしてとらえており、「一帯一路」共同建設を全力で支援し、積極的に参加していく』との旨を述べている。