トルコでアジア海上保安機関長官級会合が開催

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海上保安庁は、トルコ・イスタンブールで9月5日から8日に開催された「アジア海上保安機関長官級会合」に、海上保安庁から石井昌平長官が出席したことを発表した。

この会合は2004年に日本の主導により開催されており、今回は19 回目の会合が開催された。主な会合成果は、「捜索救助」「海洋環境保全」「海上不法活動の予防・取締り」「人材育成」「情報共有」の5分野について各国発表事項、共同声明を採択、2024年のホスト国を選出、となった。参加した国・地域は、正式メンバーのうちラオス、モルディブ、カンボジア、ミャンマー、ブルネイを除く、17カ国、1地域、2機関が参加した。

採択された共同声明は、【各海上保安機関の権限及び任意参加の原則を最大限尊重するとの枠組みにおいて、 地域の海上安全の確保と促進のため、連携を強化することを確認し、2014年に横浜で開催された第10回HACGAMの共同声明に基づき、会合メンバーの連携を継続し、主体的に同会合の枠組みを活用することにより、安全で、美しい、アジアの海を未来に繋げていくことを合意したことを想起し、国家間の海上保安に関する連携が、地域の海上安全の確保と促進に有効であると確認し、「安全で、美しい、アジアの海」を確かなものとするため、この連携を維持・発展させることに同意した】などとなっている。

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