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中国の浦東警察署は、上海市のショッピングモールの無印良品の店舗から商品を盗難し、自分たちで無印良品の代理店と称したオンラインストアで盗難品を販売していた夫婦を逮捕したことを発表した。
警察署と現地メディアによると、8月13日に無印良品の店舗で従業員が商品を確認していたところ、複数の商品が紛失していることに気が付いたため、警察に盗難されている旨を通報した。その後、警察は監視カメラの映像などにより、盗難した夫婦を特定したため、この夫婦の家に踏み込んだところ、家の中には千品以上の大量の無印良品の商品が積み重ねられていたことを確認した。
夫婦は、警察官に対しては、自身は正式な代理店であるとして警察に抗議したが、警察は抗議に取り合わず、あえなく逮捕されることとなった。この夫婦は、以前は無印良品の店舗で働いていたが退職しており、そのために店内事情に精通していたため、盗難することが容易であった。
この夫婦は、盗難した無印良品の品を、2割引きで販売するネットショップを開設しており、警察に逮捕されるまでは販売していた。今までには、1700品以上を販売していた疑いがかけられており、家の中にはいまだに1400品ほどが残されている。