福岡県は中国へ青少年を派遣、中国の費用負担で日中友好関係の構築

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福岡県は、中国・江蘇省へ派遣する青少年の募集を開始した。

福岡県によると、江蘇省人民対外友好協会の招へいにより、10月に中国・江蘇省へ青少年を派遣する派遣事業が実施されることとなった。この事業は、江蘇省人民対外友好協会が主催するものとなり、同省と友好交流を行っている愛知県、石川県の青少年とともに参加するものとなる。なお、福岡県では、江蘇省と1992年に友好提携を締結しており、その後は青少年、経済、環境、文化・学術など幅広い分野において交流を積み重ねてきているとしている。

この派遣事業の主な日程は、9月30日に事前オリエンテーションが実施され、10月14日から19日に派遣プログラムが実施される。参加費は、旅行保険料、パスポート取得費用、ビザ申請費用、渡航のための抗原検査費用、空港・事前オリエンテーション会場(福岡市内)までの交通費等は参加者負担となる。往復渡航費、滞在費(中国国内の交通費、宿泊費、食費、見学先入場料)は、主催者が負担する。

応募要件は、日本国籍を有し、福岡県内に居住する、もしくは県内の学校や企業に在籍する18歳以上40歳以下の者となる。中国に対して関心と理解があり、継続的な交流に意欲があることも必要となる。定員は20名となる。

福岡県では、このプログラムに参加する青少年は、同省常州市、鎮江市及び蘇州市を訪問し、中国の青少年と互いの文化を紹介し合うなど、未来に向けた日中関係のさらなる発展の契機となるよう交流を図るとしている。

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