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ASEAN関連外相会議に出席するためにインドネシアを訪問中の林芳正外務大臣は、ブルネイ、東ティモール、マレーシアなどの外務大臣との会談などを実施した。
ブルネイとは、エルワン第二外務大臣とワーキング・ディナーを実施した。林大臣からは、本年の日ASEAN友好協力50周年や来年の日・ブルネイ外交関係開設40周年に言及しつつ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、ブルネイとの連携を更に強化していきたい旨及び北朝鮮による本12日のICBM級弾道ミサイルを非難する旨を述べた。エルワン大臣からは、長年にわたり築き上げてきた日本との友好関係を更に積み上げていきたい旨が述べられた。
東ティモールとは、ベンディト・ドス・サントス・フレイタス外務・協力大臣と外相会談を実施した。林大臣からは、日本は東ティモールによるASEAN加盟及びWTO加盟に向けた努力を一貫して支持している旨を伝達しつつ、人材育成等を通じて東ティモールの取組を支援していく旨を述べた。フレイタス大臣からは、日本のこれまでの支援に対する謝意が述べられた。
マレーシアとは、ザンブリー・アブドゥル・カディル・外務大臣と外相会談を実施した。林大臣からは、東方政策の新たな展開の推進に向け一層緊密に連携していきたい旨述べるとともに、「アジア・ゼロエミッション共同体」構想における協力を含むエネルギー・気候変動分野や経済安全保障を含む安全保障分野、筑波大学のマレーシア分校設立といった様々な分野での二国間協力を推進していきたい旨を述べた。ザンブリー大臣からは、筑波大学の分校設立を含め、幅広い分野で両国間の協力を一層促進していきたい旨が述べられた。