このページの所要時間: 約 1分1秒
在カンボジア日本大使館は、日本政府がシハヌークビル州カンボジアベトナム友好病院に中古救急車及び消防車整備を支援するため、記念式典がカンボジアベトナム友好病院にて開催されたことを発表した。
カンボジアベトナム友好病院では、病院は救急車2台、海軍基地は消防車1台を保有しているものの、病院が保有する救急車1台については、エンジン部の不良のため、正常に運用可能な救急車は1台のみとなっていた。そのため、プノンペン都まで患者を緊急搬送する必要がある際には、病院周辺地域での緊急出動に対応出来なくなることが課題となっており、海軍基地が保有する消防車 1 台については、タンクの貯水量が小さいために大規模な火災や山火事への対応が難しいことが課題となっていた。
そのため、病院に中古救急車 2 台及び中古消防車 2 台を整備・配置する支援が実施されることとなった。署名式では、リアム海軍基地司令官が出席し、植野篤志大使が、カンボジアベトナム友好病院のレイ・サリット院長との間で「シハヌークビル州カンボジアベトナム友好病院中古救急車及び消防車整備計画」(供与限度額166,837米ドル)についての贈与契約書に署名が行われた。