海保はスリランカ沿岸警備庁に油防除措置の能力向上支援

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画像提供:海上保安庁
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日本の海上保安庁は、職員6名をJICA技術協力事業の枠組みによりスリランカに1月31日から2月18日の日程で派遣し、スリランカ沿岸警備庁(SLCG)職員に対する油防除措置に関する技術支援を実施した。

この技術支援は、SLCGの油防除技術の向上を目的として2014年から継続して実施されているJICA技術協力事業の第3フェーズとして、令和4年5月にスリランカ政府との間で締結された「海上災害対策及び海洋保全に係る油防除能力向上プロジェクト」に基づくものとなる。第3フェーズでは、今までの技術支援の内容をSLCGの中で継続して自立的に伝承する体制を構築することを目的としており、SLCGの油防除措置に関するインストラクターの育成に重点を置いた技術支援を実施することとしていた。

今回実施された訓練は、油や有害液体危険物質等が海上に流出した際に防除措置に関する指導・助言などを行う第三管区海上保安本部横浜機動防除基地所属の機動防除隊員が、SLCGのインストラクター候補職員に対し、日本が供与した巡視船や油防除資器材を活用しながら指導方法の研修訓練を行うものとなった。

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