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大村秀章氏が知事を務める愛知県は、県内企業と中国共産党の習近平氏を輩出した中国の清華大学の傘下組織等との連携をさらに強化する事業を実施する。
愛知県では、2018年10月に「Aichi-Startup戦略」を策定し、この戦略に沿って、スタートアップ・エコシステムの形成・充実に努めている。2019年9月に卒業生に習近平現最高指導者や胡錦涛前国家主席を輩出する総合大学である中国の清華大学の傘下組織のTusホールディングスとMOU締結、2019年11月に上海交通大学とMOU締結、2022年6月に浙江大学とMOU締結を行い、県内スタートアップと中国のビジネスパートナーとのマッチングなどを通じて、愛知県と中国が連携したスタートアップ・エコシステムの醸成・構築、双方のビジネスチャンスの創出を目指していた。
今回は、この中国との協力事業【中国支援機関連携事業実施委託業務】を行う事業者の募集が開始された。この委託事業の内容は、Tusや上海交通大学、浙江大学と連携した「中国支援機関連携事業」を実施するに当たり、運営事務局として、Tus及び上海交通大学、浙江大学との事業調整及びプログラムの実施・運営を行うものとなる。委託金額限度額は、45,381,120円となる。委託期間は、契約締結日から2024年3月31日までとなる。
具体的に実施する業務は、『中国展開支援セミナー』『Tusとの県内スタートアップの中国ビジネス展開ハンズオン支援』『Tusとの県内企業と中国スタートアップとのマッチング』『上海交通大学との交流セミナー』『浙江大学との学生交流の創業支援プログラム』『SMSへの中国スタートアップの出展支援』『成果報告会』『その他(中国へ派遣する県職員のサポート)』となる。