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日本政府は、バングラデシュ人民共和国における人材育成を支援するため、合計2件の総額13億3,000万円となる無償資金協力を実施する。
一件目の支援は、無償資金協力「技術教育のための機材整備計画」として、供与限度額9.97億円として実施される。この支援は、ダッカ工科短期大学、ダッカ女子工科短期大学、及び技術教育教員養成大学において、電気、電子、機械及びコンピュータ分野における教育・実習用機材を整備するものとなる。この協力により、産業界のニーズに合致した人材育成を図り、もってバングラデシュの中所得国化に向けた、全国民が受益可能な経済成長の加速化に寄与することが期待される。
二件目の支援は、無償資金協力「行政運営研究・人材育成施設整備計画」として、供与限度額27.62億円(当初の供与限度額24.29億円+追加贈与額3.33億円)として実施される。この支援は、バングラデシュで幹部行政官の育成及び政策研究を行っている高等教育・研究機関(人事省傘下のガバナンス・マネジメント研究所)の施設及び機材整備を行うもので、今般追加贈与を行うものとなる。