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日本政府は、東ティモール民主共和国における災害リスク軽減及び復旧のための機材整備を支援するため、8.01億円の無償資金協力を実施する。
外務省の見解によると、東ティモールでは、2021年4月から発生した集中的かつ断続的な豪雨により、道路・橋梁、河川護岸、給水施設、灌漑施設を含む基盤インフラが甚大な被害を受けており、洪水による土砂崩れ、地滑りにより地方都市間の移動が困難となっているとしている。
そのため、日本政府は東ティモール民主共和国との間で、供与額が8.01億円の無償資金協力「災害リスク軽減及び復旧のための機材整備計画」を実施することを決定した。この支援では、東ティモールの首都ディリ市を中心に東ティモール全土において、道路及び河道整備のための建設機材を整備することにより、災害への備えと災害復旧対応の能力強化を図り、もって同国の経済社会基盤の整備・改善に寄与するものとなる。