NHKに国際放送の交付金35.9 億円、海外への正しい報道は国益になると

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日本の総務省は、令和5年度総務省所管予算の概算要求において、『国際放送の実施』としてNHKに合計で35.9億円の交付金を行う予定であることを明らかにした。

総務省の概算要求によると、『国際放送の実施』は【放送法の規定に基づき、必要な事項を指定して、NHK に国際放送を行うことを要請することにより、我が国の文化、産業等の事情を海外へ紹介し、我が国に対する正しい認識を培うことによって、国際親善の増進及び外国との経済交流の発展等を図るとともに、在外邦人に対して必要な情報を提供】として、日本放送協会交付金35.9 億円を行う予定である。

なお、NHKによると『なぜ、国際放送に国から交付金が出ているのか』との質問に対しては、『国境を越えた人や情報の交流が加速し、グローバル化が飛躍的に進んでいます。そうしたなか国際放送は、時事問題や国の重要な政策、国際問題に関する政府の見解、日本の文化などについて正しく外国に伝えることや、海外に住む日本人や日本人旅行者に大規模な事件・事故・災害に関して迅速に伝える役割があり、これらは国益にもなるものです』としている。

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