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日本の環境省は、廃棄物処理やリサイクル施設などの日本の優れた循環産業の海外展開を積極的に促進する事業において、ベトナムやインドネシアにおける事業を選定した。
環境省では、各国の廃棄物処理・リサイクル分野におけるニーズを十分に踏まえた循環産業の海外展開を支援するために、今後数年以内に、海外において、廃棄物等の処理に関するサービスを提供する事業又は処理事業者等から委託を受け施設建設を行う事業に係る実現可能性調査等を実施する「我が国循環産業の海外展開事業化促進業務」を実施している。
今回は、令和4年度「我が国循環産業の海外展開事業化促進業務」の公募を行っており、5月18日までに6件の応募があり、公益財団法人廃棄物・3R研究財団が設置した有識者からなる審査会による審査が実施された結果、一次採択案件として、ベトナムやインドネシアなどの4件が採択された。
ベトナムで実施されるのは、申請者が株式会社浜田の「中央ベトナムにおける太陽光パネルのリユース・リサイクル事業」と、申請者が豊田通商株式会社の「ビンズン省におけるエアバッグ端材リサイクル事業」となる。インドネシアで実施されるのは、申請者がオオノ開發株式会社の「バンテン州Cikande における医療廃棄物処理事業」となる。