富山県は外国人住民への特別支援でボランティア育成、中国語・ベトナム語等

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富山県は、外国人住民への特別な支援を行うため、令和4年度「災害時外国人支援ボランティア研修」を開催する。

富山県の見解によると、大規模災害が起きたとき、言語の違いによる情報不足や文化・慣習の違い、災害経験の少なさなどから、外国人住民の方々に対して特別な対応が必要となるとしている。そのため、富山県と(公財)とやま国際センターでは、災害時における外国人支援の要として活躍できる人材の育成を目的とした研修を実施することを決定した。

『災害時外国人支援ボランティア研修【やさしい日本語研修】』は、7月2日に開催される。対象となる者は、災害時の外国人支援に関心のある者となる。この研修は、外国人をはじめ、だれにでも伝わる、わかりやすい日本語「やさしい日本語」について学ぶものとなり、このやさしい日本語は東日本大震災や熊本地震でも情報提供の際に使われたとしている。

『災害時外国人支援ボランティア研修【多言語翻訳研修】』は、7月9日に開催される。対象となる者は、災害時の外国人支援に関心のある者、日本語のほか外国語で日常会話程度の語学力のある者(外国人も参加可能)となる。この研修は、災害時の外国人支援に関する情報の翻訳(英語、中国語、ポルトガル語、ベトナム語)について学ぶものとなる。

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