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東京都は、「東京都外国人美容師育成事業」を実施することにともない、監理実施機関の募集を開始した。
「東京都外国人美容師育成事業」は、特区を活用し、美容専門学校を卒業した外国人留学生が都内で美容師として就労するための在留資格を最大5年間認める我が国初の制度である。東京都では、日本の高度な美容技術を世界へ発信し、東京のブランド価値の向上によるクールジャパンの推進を図ることを目的として、この事業を全国で初めて実施することとなった。そのため、この事業を進めるにあたり、外国人美容師の受入機関となる育成機関を監理する「監理実施機関」の募集が開始された。
「監理実施機関」に要求されている内容は『監理実施機関は、育成機関になることを希望する者(法人を含む。)が、要件に適合しているかどうかについて確認を行う』『監理実施機関は、確認を行った育成機関と、育成機関への就労を希望する外国人美容師とのマッチングを行う』『育成機関は、外国人美容師の育成計画を作成し、監理実施機関を経由して東京都に申請する』『監理実施機関は、育成機関の協力を得て、外国人美容師の知識及び技能に係る修得状況を評価する』『東京都は、外国人美容師の評価の結果を踏まえ、当該外国人美容師が特定美容活動を継続することの適否を判断し、その結果について監理実施機関を経由して育成機関及び外国人美容師に通知する』などとなっている。