京都府はバイリンガル育成を推奨、単一語話者は思考力等で劣ると

スポンサーリンク




このページの所要時間: 18

京都府は、バイリンガルを育てるパンフレットを作成し、二つの言語を習得したバイリンガルの者は一つの言語しかできない者よりも優秀だとして、バイリンガルを育てるパンフレット作成している。

公益財団法人の京都府国際センターでは、2言語以上の環境で子育てをしている保護者に向けた多言語のパンフレットを、京都教育大学の協力により作成した。このパンフレットは、英語、中国語、フィリピン語、ベトナム語、インドネシア語、スペイン語、アラビア語の7言語により、それぞれ作成されている。なお、このパンフレットは、一般財団法人自治体国際化協会の助成事業により作成されている。

このパンフレットによると、『なぜ二つの言語を習得するとよいのか?』との質問に対しては、バイリンガルとは二つの言語を習得した人のことであり、一つの言語しかできないモノリンガルに比べて、バイリンガルは一般に思考に柔軟性があり創造力が豊かであると言われており、バイリンガルは言語の理解・分析に優れているため、三つ目の言語を習得するのにも有利だとされているとしている。さらに、相手が何を求めているのかがよく分かるようになる、違う言語を話す人に偏見をもたないなどとも言われており、二つの言語を習得した人は、言語だけでなく考え方も国際人になり、国籍や国境を超えて活躍できるようになるとしている。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース