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日本の海上保安庁は、インドネシア及びフィリピンの海上保安機関の能力向上及び各国との連携・協力関係の強化を図るため、インドネシアのマカッサル沖において三国合同油防除訓練を5月26日に実施する。
インドネシアとフィリピンは二国間協定の「スラウェシ海排出油対応ネットワーク計画」に基づき、198年からおおよそ2年ごとに合同で油防除訓練(MARPOLEX)を実施している。1993年には、日本に対し同訓練への参加招聘があったことを受け、海上保安庁は1995年から巡視船や職員を派遣している。
今回は、インドネシアにおいて日本・インドネシア・フィリピン三国合同油防除訓練が開催されることとなり、日本の海上保安庁からは東南アジア周辺海域における海賊対策のためのしょう戒に併せて巡視船「みずほ」を派遣するとともに、橋本参事官を団長とした派遣団を現地に派遣することとなった。実施される予定の訓練は「捜索救助訓練」「消火訓練」「排出油防除訓練」となる。
なお、訓練開会式及びプレスカンファレンスは5月24日にインドネシア・マカッサル港で開催される。