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日本政府は、スリランカの植物検疫能力向上を支援するため、供与額5億円の無償資金協力を実施する。
スリランカの植物検疫所では、施設及び各種機材を含むインフラの老朽化が著しく、迅速に検査結果を発出することができない状況となっており、同国の農産物・肥料の輸出入に悪影響を及ぼしている。そのため、日本政府は、この問題を解決するための支援を実施することとなった。
今回実施される支援は、「経済社会開発計画」として、供与額5億円の無償資金協力により実施される。この支援では、スリランカに対して生化学自動分析装置やX線検査装置などの植物検疫関連機材を提供することにより、同国の植物検疫能力を向上し、農産物・肥料の輸出入の迅速化・円滑化を通じた同国の農業の支援を行うものとなる。