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和歌山県の商工観光労働部観光局観光交流課は、外国人観光客が公共交通を利用して便利に・安心して移動できる環境づくりに取り組むため、令和3年度紀伊半島外国人観光客受入推進協議会第2回二次交通部会を3月1日に開催する。
和歌山県の見解によると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前までは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を訪れる外国人観光客は増加していたところであり、今後外国人観光客が戻ってくることを見据え、駅などの交通拠点から観光施設、ウォーキングポイントまでの二次交通の利便性の向上を図ることが非常に重要な要素となっているとしている。そのため、「紀伊半島外国人観光客受入推進協議会」では、昨年から県域を越えて鉄道・路線バス事業者及び地方自治体、DMOなどが連携し、当該世界遺産エリアの交通拠点やバス停の多言語表記などの整備を進めているとしている。
今回は、第2回二次交通部会が開催されることとなった。議題は『令和3年度事業の実施状況について』『令和4年度事業について』『今後のスケジュールについて』となる。出席者は、「有識者」として、和歌山大学経済学部教授、和歌山大学観光学部教授、(一社)田辺市熊野ツーリズムビューローが参加する。「交通事業者」として、西日本旅客鉄道株式会社和歌山営業部、龍神自動車株式会社、熊野御坊南海バス株式会社、明光バス株式会社、奈良交通株式会社、南海りんかんバス株式会社、三重交通株式会社が参加する。「国・自治体など」として和歌山運輸支局、和歌山県、三重県、(一社)田辺市熊野ツーリズムビューロー、(一社)東紀州地域振興公社が参加する。