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第17回ASEAN+3環境大臣会合が10月22日にオンラインで開催された。
会合では、インドネシア・シティ議長及び日中韓3か国の代表の開会挨拶に続き、ASEAN+3の環境分野の取組と、日中韓それぞれのASEANの協力について報告された。日本の山口大臣からは、ASEAN+3の協力として、2018年に提唱された「ASEAN+3海洋プラスチックごみ協力アクションイニシアティブ」に基づく取組について報告された。また、日ASEANの協力として、「日ASEAN気候変動アクションアジェンダ」に基づく取組を共有するとともに、透明性・緩和・適応それぞれの分野で気候変動協力を強化していくことが提唱された。
なお、日本政府はASEANとの間においては『日ASEAN環境協力イニシアティブ』の枠組みを設けている。この枠組みでは、「環境インフラ」「SDG促進のための環境協力」「気候変動」を優先分野として、「廃棄物・リサイクル分野」「持続可能な都市」「排水処理分野」「海洋汚染」「化学物質」「生物多様性」「気候変動アクション・アジェンダ」などの協力を進めていく方針である。