海保はASEAN等の職員にオンライン研修、救難・環境防災等

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日本の海上保安庁は、ASEAN・アジア地域などの開発途上諸国の海上保安機関職員に対して、『救難・環境防災コース』と『海上犯罪取締りコース』のオンライン研修を実施する。

『救難・環境防災コース』は、10月25日から12月9日にかけて実施される。参加する予定の国は、スリランカ、モルディブ、ベトナム、インド、フィリピン、インドネシア、マレーシア、アルジェリア、ケニア、モーリシャス、ジャマイカ、サモア、キリバスとなる。なお、このコースは、昭和57年から実施され、昨年までにアジア諸国を中心に64か国2地域から562名の研修員を受け入れている。この研修において、研修員は捜索救助手法、油防除にかかる初動対応、現場指揮など救難・環境防災に関する知識・技能を習得し、それぞれの国の海上保安業務の発展に役立てていくことが期待されている。

『海上犯罪取締りコース』は、10月25日から12月3日にかけて実施される。参加する予定の国は、スリランカ、モルディブ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、東ティモール、ジブチ、ケニア、モザンビーク、ナイジェリア、セーシェル、ジャマイカ、ミクロネシア、マーシャル、パラオとなる。なお、このコースは、「海賊対策国際会議」の中で合意された「アジア海賊対策チャレンジ2000」に基づき、平成13年度から実施され、昨年までに計33か国1地域から342名の研修員を受け入れている。この研修において、研修員は海上犯罪に関する取締り手法を習得し、それぞれの国の海上保安業務の発展に役立てていくことが期待されている。

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