イスラム国(ISIS)の日本人拘束に対してアセアン各国は非難声明を発表

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イスラム国(ISIS)を名乗る過激組織に日本人の湯川遥菜さんと後藤健二さんが拘束され、湯川さんが殺害された可能性が高い事件に関して、アセアン各国の政府はISISを批判するとともに、日本を支援する声明を発表している。また、各国の現地メディアにおいても、この事件は報道されている。これらのメディアの論調としては、今回の事件により安倍内閣は最大の外交的危機を迎えていると報じている。

フィリピン・ベトナム・シンガポール・タイ政府が記者会見などで発表した非難声明の一部を以下に抜粋する。

【フィリピン政府】
フィリピン政府は、今回の殺害に関しては最大級の非難をする。
このような凶悪な行為は現在の文明社会にはふさわしくない行為である。
我々は過激主義・テロリズム・人道に外れる行為に関しては戦うことを表明し、日本および国際社会と連携して戦っていく。

【ベトナム政府】
ベトナム政府は罪のない民間人に野蛮な行為を行うことを非難する。
国連憲章に基づく過激派の闘いに関しては、政府として支持をする。
今後も国際社会と協力してテロとの戦いをサポートしていく。

【シンガポール政府】
シンガポール政府は、今回のテロ行為および残虐行為を強く非難する。
私たちは、今回の被害にあった家族に心から哀悼の意を示し、ISISは後藤健二さんを含めた他の人質を即時解放するべきである。
ISISおよび他のテロ組織の脅威を緩和させるために、国際社会で協力して対応していく必要がある。

【タイ政府】
<プラユット・チャンオチャ首相>
私はこの最も恐ろしい非人道的なニュースを聞いた際には強いショックを受けました。
私はこの様な野蛮なテロ行為に関しては非難します。
残りの人質の後藤健二さんが早く解放され、無事に家族の元に帰れる事を祈ります。

<タナサック副首相兼外務大臣>
私は今回の事件の被害者達に追悼の意を示します。
タイ政府は罪のない人達への無差別なテロ行為に対しては強く非難します。
私は後藤健二さんが早く解放されることを祈ります。

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