来年度の無償資金協力は147億円増加の1,779億円の予定

スポンサーリンク




このページの所要時間: 123

外務省は、令和4年度概算要求における要求額が7,779億円となっていることを明らかにした。

令和4年度概算要求における「無償資金協力」に関しては、昨年度予算が1,632億円であったのに対して、令和4年度概算要求では1,779億円と、147億円の増加となっている。その他の項目に関しては、「JICA運営費交付金等」1,654億円、「任意拠出金」678億円、「分担金・義務的拠出金」1,068億円、「一般的な政策経費」2,598億円となっている。なお、令和3年度予算総額は6,959億円であり、4年度は総額で800億円以上の増加となっている。

個々の取り組みに関しては、『複雑さを増す安全保障・経済環境への対処』として、中国、ロシア、韓国、日中韓協力、台湾との積極的外交・協力強化を実施していくとしている。『人的交流・文化交流の再活性化を通じた親日派・知日派育成』として、外国人材受入れ強化、外国人材向けを含む日本語教育事業の強化を行っていくとしている。

成長分野に予算を重点配分する、新たに設けられた「新たな成長推進枠」の要望額(デジタル庁移管分を除く)に関しては、「コロナに打ち克ち、感染症対策を主導する」約538億円、「人間の安全保障を推進し、地球規模課題でリーダーシップを発揮する」約418億円、「同盟国・同志国等と連携し、国際社会における普遍的価値を守り抜く」約150億円、「あらゆる外交ツールを用い、我が国への理解と信頼を強固にする」約137億円、「デジタル化を進め、外交・領事実施体制を一層強化する」約11億円、となっている。合計では、1,255億円となっている。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ

アセアン関連ニュース