愛知県では、県内の国際交流・国際理解・多文化共生を推進することを目的として、これらの事業を実施する団体の事業に補助金を交付するため、募集を開始した。過去には、イスラームの会のお弁当料理教室、日ロ友好のシベリア抑留者墓地オンライン墓参、ハンガリ―友好のフェスティバルなどに補助金を交付していた。
公益財団法人の愛知県国際交流協会では、県内の国際交流・国際理解・多文化共生の推進に寄与する事業に対して補助を実施している。今回は、令和3年度における第2回国際交流推進事業費補助金の募集が開始された。
補助対象となる団体は、民間国際交流団体及び国際交流活動に取り組む民間の非営利団体(実行委員会を含む)となる。補助金額は、補助対象経費の2分の1以内で、10万円が上限となる。補助対象となる事業は、愛知県内で令和3年4月1日から令和4年3月31日に実施される事業であって、「地域住民と外国人との交流事業」「地域住民の国際理解推進のための普及啓発事業」「在住外国人に対する支援等、多文化共生社会の実現に資する事業」「その他、地域の国際交流の推進に寄与すると認められる事業」のいずれかに該当するものとなる。
なお、令和3年度の第1回補助金交付事業は、子どもと女性のイスラームの会「外国人親子お弁当料理教室」、公益財団法人豊橋市国際交流協会「国際協力月間事業」、華豊の友による「豊田国際フェスティバル」、豊明市国際交流協会「第7回世界の絵本を楽しもう!」、大府市国際交流協会「国際交流デー」、ワールド・スマイル・ガーデン一ツ木「ワールド・スマイル・ガーデン 一ツ木 5周年イベント」、メンターネット愛知「日本語教育能力向上支援事業」、愛知県ハンガリ―友好協会「ハンガリーフェスティバルin愛知”ハンガリーの歌声ー歴史と音楽”」、多文化共生ひがしうら「震災10年とコロナから生活を守る多文化支援交流会」、フレンズ・オブ・コロンバス「コロンバス200年祭に参加しよう!」、特定非営利活動法人ホープ・インターナショナル開発機構「アフリカを感じよう!!ー日本の食材でエチオピア料理を作ろうー」、一般社団法人日ロ友好愛知の会「シベリア抑留者墓地オンライン墓参」、蒲郡国際交流協会「ポーランド少年少女舞踊団招聘事業」となる。