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愛知県は、コロナに関する水際対策として外国人介護人材が入国する際に必要となった空港からホテルまでの送迎に要するガソリン代やホテルなどの宿泊費や追加で発生した監理団体への実習監理料などの経費を補助することを発表した。
愛知県では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る介護サービス施設・事業所におけるかかり増し経費については、「愛知県社会福祉施設職員慰労金(介護・障害福祉サービス等)及び愛知県介護・障害福祉サービス確保対策事業費補助金交付要綱」に基づき、「介護サービス事業所・施設等における感染症対策支援事業」として、令和2年11月4日まで交付申請を受け付けていた。
今回は、新型コロナウイルス感染症に関する水際対策として、外国人介護人材の入国時に待機に係る費用が新たに必要となったことから、この費用を負担する介護施設・事業所に対し、事業所種別ごとに設定した補助上限(補助基準)額の範囲で、追加で補助申請が受け付けられることとなった。
補助対象となる経費は、新型コロナウイルス感染症に関する水際対策として外国人介護人材が入国する際、入国後14日間の公共交通機関不使用と個室における待機が必要になったことにより、受入介護施設・事業所が追加で負担することとなった経費となる。具体的に対象となる経費は、空港から待機住居(ホテル)までの送迎に要するガソリン代や高速道路使用料、待機場所となるホテルなどの宿泊費、空港からホテルへのタクシー代、送迎に係る職員旅費、待機により追加で発生した監理団体への実習監理料などとなる。補助の対象とする期間は、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間にかかる費用となる。