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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、バングラデシュ人民共和国の鉄道専用橋建設事業を支援するため、約890億円の円借款を実施することを発表した。
バングラデシュは総延長約2,955kmの鉄道網を有しているが、その施設・機材のほとんどは1947 年以前の旧英領時代に整備されたものであり、老朽化が進んでおり、輸送量・サービスの質が低下し、定量・定時・大量・安全・省エネという鉄道輸送の強みが十分発揮されていない状況であった。その結果、1970 年代以降に道路輸送が急速に拡充した一方で、全運輸モードに占める鉄道輸送の割合は漸減し、近年では 1 割程度に縮小していたが、当国と近隣諸国の堅調な経済成長に伴いコンテナ輸送需要が増加しているため、コンテナ輸送を最も効率的に担う鉄道輸送能力の強化が課題となっていた。
そのため日本政府は、「ジャムナ鉄道専用橋建設事業」として、これらの課題解決を支援することを決定していた。このプロジェクトでは、今後の鉄道輸送量増加に対応するべく、当国の中央を流れるジャムナ川を渡河する道路と線路を有するジャムナ多目的橋の上流300m地点に、鉄道専用橋を建設するものである。この事業で整備する鉄道路線区間は、隣国インドに繋がるアジア横断鉄道の一部を成す区間であり、当国政府は国際鉄道輸送に貢献する本事業を優先的に実施するとしている。このプロジェクトの第一期は、2018年6月に借款契約調印が行われており、借款契約額は372.17億円となっていた。
今回は、このプロジェクトにおける第二期の円借款が行われることとなった。今回の円借款は、『ジャムナ鉄道専用橋建設事業(第二期)』として実施され、借款金額は約890億円となる。
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