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日本の外務省は、茂木敏充外務大臣がシンガポールとマレーシアを8月12日から8月15日の日程で訪問することを発表した。
茂木外相が予定しているスケジュールでは、8月12日に東京を出発し、シンガポールに到着する。13日にはリー・シェンロン首相に表敬し、日シンガポール外相会談を行う。14日にはシンガポールを出発しクアラルンプールに到着後、マレーシアのアズミン・アリ上級大臣兼国際貿易産業大臣との会談、日マレーシア外相会談を行う。15日にはクアラルンプールを出発し、東京に到着する。
シンガポール政府では、今年の7月に新内閣が発足しているため、今回の対面による会談を通じて、二国間関係の強化を確認するとともに、新型コロナ対策や地域情勢について意見交換を行う予定である。なお、4月2日には日・シンガポール外相電話会談を実施しており、新型コロナ感染拡大防止のために両国間やASEANの枠組を通じて緊密に連携していくことで合意していた。
マレーシア政府では、今年の3月に新内閣が発足しており、シンガポールの場合と同様に会談を通じて二国間関係強化と新型コロナ対策などで意見交換を行う予定である。なお、5月19日には、日・マレーシア外相電話会談を実施しており、新型コロナ感染対策で日本がアビガン錠の供与などを実施することで合意していた。
なお、両国政府との人的往来の再開についても閣僚間で意見交換を行い、再開に向けた協議が加速されることとなる見込みである。