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福岡県は、第17回「日本の次世代リーダー養成塾」を開塾することに併せて、「アジア・ハイスクール・サミット」も開催することを発表した。
「日本の次世代リーダー養成塾」は、一般社団法人日本経済団体連合会の中西宏明会長を塾長として、日本だけでなく世界に通用するリーダーの育成を目指した高校生対象のサマースクールである。2004年に開塾して今年で17回目を迎え、今までに巣立った卒塾生は2802人となる。今年は新型コロナ感染症の感染拡大が続いているため、日本や世界を代表する講師によるオンライン講義と、高校生が主役となってオンラインで討議する「アジア・ハイスクール・サミット」などが開催されることとなった。
「アジア・ハイスクール・サミット」のテーマは、「ウィズ・コロナからポスト・コロナへ社会をどう変革していくか~高校生からの提案」となる。参加高校生は、21 都道府県 174 人となり、サミットの指導は企業や地方自治体から派遣された中堅の社員や職員と卒塾生を中心とした大学生が務める。具体的には、8つのクラスに分かれて、『コロナ禍での課題は何か』『教育、医療、社会福祉、経済など、クラスごとに好きな分野を選び』『その分野ごとにポスト・コロナの社会はどうあったらいいか具体策を出す』こととなる。クラスでは、初日にサミットのまとめ役である学級委員を2人選出して、サミットには企業や地方自治体から派遣された担任の先生と大学生のボランティアである学生リーダーが指導・サポートをする。