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安倍晋三内閣総理大臣は、インドのナレンドラ・モディ首相と電話会談を実施し、新型コロナウイルスが収束した後の世界において日印関係を一層深化させていくため、今後とも日印間で緊密に連携・協力していくことで合意した。
電話会談ではモディ首相から、インドの新型コロナウイルス感染症に対しての取組が説明され、安倍総理からはモディ首相が南アジアのインド・ブータン・モルディブ・スリランカ・パキスタン・バングラデシュ・ネパール・アフ ガニスタンの8か国が加盟している「SAARC(南アジア地域協力連合)」における首脳テレビ会議を主催して、緊急基金を設立するなどなどの南アジア地域におけるリーダーシップをとっていることに対して、敬意を表した。
安倍総理大臣からは、新型ウイルス感染症に関する日本の取組を説明し、在留邦人の出国に関するインド政府の支援に謝意を示すとともに引き続いての協力を要請した。モディ首相からは、ダイヤモンド・プリンセス号のインド人乗客・乗員への日本政府の支援への感謝があり、今後ともインドの在留邦人に対する支援を続ける旨を述べた。