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日本政府は、アフガニスタンの防災促進を支援するため、約9億円の無償資金協力を実施することを発表した。
アフガニスタンでは、地震・洪水・干ばつ・地滑り・砂嵐・雪崩などの多種多様な自然災害が頻発しており、毎年多くの被害に見舞われている。これらの災害は、人命に直結するとともに住民の生活を直撃しており、生活環境や貧困状況の悪化やコミュニティの不安定化や国内避難民の増加などの地域の経済・社会状況に大きな負の影響を与えている。そのため日本政府は、アフガニスタンの防災促進を支援することを決定した。
今回実施する支援は、無償資金協力「コミュニティレベルにおける灌漑及び水資源管理改善を通じた防災促進計画」となる。この協力では、アフガニスタン全土において災害リスク削減のためのインフラ整備及び災害リスク管理などを行い、中央・地方・コミュニティレベルでの防災・減災能力向上を図る。この協力を通じて、安全で安定した国民の生活環境及び経済・社会活動が促進され、アフガニスタンの持続的・自立的発展に寄与することが期待される。