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岸田政権は、外国人介護人材の確保に関して、日本の宝と称した外国人留学生への支援をさらに拡充し、来年度においても外国人留学生への奨学金の給付に係る支援事業を実施することが明らかになった。
厚生労働省は、第2回外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会を10月4日に開催する。議事は、『外国人介護人材に係る人員配置上の取扱いについて』『外国人介護人材支援に係る取組と令和6年度概算要求等について』『その他』となる。
厚生労働省社会・援護局福祉基盤課 福祉人材確保対策室が作成した、令和6年度予算概算要求の概要によると、【外国人留学生への奨学金の給付等に係る支援事業】は、令和6年度概算要求額 地域医療介護総合確保基金(介護従事者確保分)の内数(137億円の内数)となる。【介護福祉士修学資金等貸付事業における貸付原資の確保】は、概算要求額53億円となる。【外国人介護福祉士資格取得支援指導者養成研修等事業(仮称)】は、地域医療介護総合確保基金(介護従事者確保分)の内数(137億円の内数)となる。【介護の日本語学習支援等事業】は、生活困窮者就労準備支援事業費等補助金6.0億円の内数となる。